温熱セラピーで重要視する4ヶ所の温熱ポイント

◎後頭部を温める

 

温熱セラピーで後頭部を温める

 

温熱セラピーで重要視する4ヶ所の温熱ポイント首を温め頸椎のゆがみを正すと、
脳への血流が良くなるため、
自己治癒力を司る「脳幹」が活性化します。


実は病気を患っている人は、ほとんどが頸椎がゆがんでいます。


脳幹は第一頸椎と第二頸椎の中心にスッポリ、
はまりこんでいます。


だから頸椎がゆがむことで脳幹が圧迫され、
機能が低下して体の不調や病気へとつながっていくのです。

首を温めることで、硬くなっている首の筋肉をほぐし、
ゆがみを改善することは重要
なのです。

 

さらに!

脳幹のひとつである「延髄」は、
「自律神経」との関係が深い部位です。


延髄を“熱で刺激”することで、
自律神経の乱れを改善することが期待
できます。

 

 

 

 


◎肩甲骨周り・背中を温める

 

温熱セラピーで肩甲骨周り・背中を温める

 

現代人は、
真横から見ると肩が少し前に出ている方が多いです。


これは肩甲骨が左右に引っ張られた影響です。


この状態だと、肩甲骨周りが硬直し血流が悪化、
さらには神経も影響を受けるため、神経伝達も悪化します。


これが腕や肩、胸などの血流や神経伝達に影響し、
さまざまな不調を呼び込みます。

 

風邪を引いた時などに
「背中がゾクゾクする」という経験はありませんか?


これはまさに肩甲骨の間に生じた血流悪化による
熱不足を強く感じて言い表した言葉なのです。

この肩甲骨のあいだと関係が深いのが「呼吸」です。


この肩甲骨のあいだを温めると、
温かい血液がパァ~と広がり、
肺の辺りに染み渡る感覚があり、呼吸も楽になります。

 

さらに!

背骨と背骨の間からは自律神経が出ています。


背中が凝っていると、自律神経が圧迫されることなります。


温熱で背中の筋肉を緩め、
自律神経の働きも改善することが期待
できます。

 

 

 

 

◎骨盤を温める

 

温熱セラピーで骨盤を温める

 

現代人は、
腰が丸まって骨盤が後傾になっている方が多いです。


こうなると骨盤が上下左右に引っ張られるため、
筋肉や神経に悪影響が及びがちです。


骨盤は、子宮などの臓器と骨盤まわりから
下肢にかけての神経の通り道なので、
ここを温めると気持ち良く、
特に婦人科系の症状が気になる方はオススメ
です。

 

さらに!

骨盤の中にある「仙骨」を温めれば、
その内部を通っている「副交感神経」が優位になり、
血管が拡張し、血流が流れやすくなります。


冷え性の方にもオススメです。

 

 

 

 

◎ふくらはぎを温める

 

温熱セラピーでふくらはぎを温める

 

“ふくらはぎは第二の心臓”です。


なぜなら、
下半身に滞った血液を心臓に押し戻すポンプ役だからです。


ふくらはぎが冷えてしまうと、ポンプ機能が低下するため、
全身の血行も悪くなってしまいます。


血行が悪くなると、全身の冷えにつながりますので、
まさに“血行不良の悪循環”に陥ることになります。

 

さらに!

ふくらはぎが冷えることで循環が悪くなるのは、
血液だけでなく「リンパ」についても同じです。


リンパの循環が悪くなると、免疫力が低下します。

ふくらはぎを温めることは、非常に重要なのです。